五輪で戦慄「水面に叩きつけられた」 飛込アクシデントに女子選手が吐露「心と身体は痛いけど…」
パリ五輪で7日に行われた女子3メートル板飛込の予選で、米国のアリソン・ギブソンがあわや大事故というアクシデントに見舞われた。最下位に終わった競技後、自身のSNSで胸中を明かしている。
パリ五輪
パリ五輪で7日に行われた女子3メートル板飛込の予選で、米国のアリソン・ギブソンがあわや大事故というアクシデントに見舞われた。最下位に終わった競技後、自身のSNSで胸中を明かしている。
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ギブソンは1回目の演技で踏み切って上に跳び上がり、前方に回転する中で伸ばした両足が飛込板に接触。そのままバランスを崩して水面に落下したのだ。英紙「ザ・サン」は「最初の跳ね上がりで十分に板から体が離れなかったため、落ちる途中で両足を打ち付ける結果となった」と分析。「衝撃でフォームが崩れ、そのまま水面に叩きつけられた」と報じていた。
ギブソンは競技後に自身のインスタグラムを更新。「私たちの価値は、たった一度のつらい出来事で決まる訳ではないわ。私が私であるのは、ここにたどり着くまでの道のりがあったからよ。そして、この瞬間の恥ずかしさと痛みに私の価値を定義させないわ」と心境をつづった。
さらに「私の信念は、この出来事を通して大いに試されたわ。そして、私はとても誠実に神とこの1年を歩んできたのに、どうしてこのようなことが起きてしまったのかわからない。でも、神の計画は私のものよりもっと大きいし、理解する義務もないわ」としつつ、「私の心と身体は痛いけど、この大会が私を定義づけるものではないと分かっているわ。もしあなたが全てを失ったように感じたときでも、希望を捨てないで。あなたは美しく、素晴らしいのよ」と結んだ。
(THE ANSWER編集部)