一夜で復活銅メダル須崎優衣に五輪4連覇・伊調馨が涙 目元を拭い「本当に立派だなと」
パリ五輪は7日、レスリング女子フリースタイル50キロ級3位決定戦が行われ、東京五輪金メダリストの須崎優衣がオクサナ・リバチ(ウクライナ)に10-0のテクニカルスペリオリティ勝ちで圧勝した。連覇を狙ったが、6日の1回戦でまさかの敗戦。一夜で切り替えて銅メダルを獲得し、スタジオ解説の伊調馨さんが涙を流しながら労った。
パリ五輪
パリ五輪は7日、レスリング女子フリースタイル50キロ級3位決定戦が行われ、東京五輪金メダリストの須崎優衣がオクサナ・リバチ(ウクライナ)に10-0のテクニカルスペリオリティ勝ちで圧勝した。連覇を狙ったが、6日の1回戦でまさかの敗戦。一夜で切り替えて銅メダルを獲得し、スタジオ解説の伊調馨さんが涙を流しながら労った。
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須崎は失意を乗り越え、相手を圧倒した。序盤からポイントを重ねて圧勝。勝利直後から両手を胸の前に合わせ、客席へ何度も頭を下げた。NHKの中継インタビューに応じた須崎は「凄く苦しかったけど、周りの方々が背中を叩いてくださった。感謝したい」と話し、号泣した。
スタジオでは、五輪4連覇した伊調さんが涙を拭うシーンがたびたび映った。金メダルを逃した後に復活した須崎に対し、「本当に立派だなと」と労い、「自分と違いますけど、須崎優衣というレスラーがみんな大好きで、須崎優衣を応援したくて見ている。また頑張ってほしい」とエールを送った。
須崎は6日の1回戦でビネシュ(インド)と対戦し、2点リードの終了間際にポイントを取られてまさかの逆転負け。連覇を逃し、涙を流した。その後、決勝まで勝ち上がったビネシュが7日に体重超過で失格に。準決勝でビネシュに敗れたキューバ選手が決勝に進み、須崎とリバチの敗者復活戦が3位決定戦に繰り上がっていた。
(THE ANSWER編集部)