五輪女子選手が逆プロポーズ成功 目標タイムクリアで人生決断「9分を切ったらしようと…」
パリ五輪の陸上でフランス選手が“逆プロポーズ”を成功させた。6日(日本時間7日)の女子3000メートル障害決勝で欧州記録の8分58秒67をマークし、4位に入ったアリス・フィノはレース直後に交際相手のもとへ直行。跪いて指輪代わりのピンバッジを渡し、熱い抱擁を交わした。
パリ五輪
パリ五輪の陸上でフランス選手が“逆プロポーズ”を成功させた。6日(日本時間7日)の女子3000メートル障害決勝で欧州記録の8分58秒67をマークし、4位に入ったアリス・フィノはレース直後に交際相手のもとへ直行。跪いて指輪代わりのピンバッジを渡し、熱い抱擁を交わした。
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33歳のフィノは意地の欧州記録を更新。レース後には客席にいた恋人のもとに向かい、跪いて指輪代わりのピンバッジを手渡した。“逆プロポーズ”に成功し、2人は熱いハグ。さらにキスを交わし、周囲の観客も拍手喝采だった。英紙「メトロ」はフィノの言葉を紹介している。
フィノは「9分を切ったらプロポーズしようと自分に言い聞かせていたの。9は私のラッキーナンバーだし、付き合って9年になるからね」と告白。「他のみんなと同じようなことをするのは好きじゃない。彼がまだ(プロポーズを)していなかったから、それをするのは私次第かも、と自分に言い聞かせていたの。で、走る時につけていたピンを彼にあげたわけ」と明かした。
手渡したピンバッジには「Love is in Paris(愛はパリの中)」と書いてあったという。フィノは「彼はいつも私に強さをくれる人。私がなんとか9分を切れたら、それは大きな意味を持つの」と感謝。同紙はプロポーズが無事に成功し、「このフランスの女性にとって素晴らしい一日を完成させた」と伝えた。
(THE ANSWER編集部)