五輪陸上で「悪質なカメラマン」があわや接触の危険シーン 英紙批判「邪魔に気づかず歩いて…」
パリ五輪は7日、男子5000メートル予選の2組でハプニングが起きた。フィールド種目を撮影していたとみられるカメラマンがコース上を歩き、選手たちと接触寸前の場面が……。気づいた選手たちが咄嗟に回避し、事なきを得たが、事故になりかねない場面だった。英紙「デイリーメール」は「悪質なカメラマン」と批判している。
パリ五輪
パリ五輪は7日、男子5000メートル予選の2組でハプニングが起きた。フィールド種目を撮影していたとみられるカメラマンがコース上を歩き、選手たちと接触寸前の場面が……。気づいた選手たちが咄嗟に回避し、事なきを得たが、事故になりかねない場面だった。英紙「デイリーメール」は「悪質なカメラマン」と批判している。
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3400メートルを過ぎ、選手の一団が1コーナーから2コーナーに差し掛かると、コースに人影が。機材を持ったカメラマンが背を向け、ゆっくりと歩いていたのだ。近くで行われていた女子やり投げを撮影するためとみられるが、気付いた選手たちが左右に分かれて咄嗟に回避。カメラマンは驚いた様子で、その場に立ち止まった。大きなトラブルにはならなかったが、一歩間違えば怪我につながりかねない事故になるところだった。
「デイリーメール」は「パリの混沌とした場面でカメラマンが男子5000メートル五輪の予選を妨害した」などと見出しを打った記事の中で「カメラマンがランナーの邪魔をし、さらなる混乱に見舞われた」などと伝えた。
問題のシーンについては「ランナーたちがストレートに向かっていたとき、悪質なカメラマンが、レースの邪魔をしていることにも気づかず、トラックを横切って端まで歩いていった」と表現。あわや接触の場面を伝えた。
陸上はトラックとフィールドに分かれ、同時進行で行われるため、選手らもトラックで長距離種目を行っている最中にコースを横切ることがある。ただし、その場合は周囲を十分に確認し、競技に影響を与えない配慮をするのがマナー。一歩間違えば惨事になっていた場面だった。
(THE ANSWER編集部)