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陸上110mHの“ジョギング男”が中2日で18秒27→13秒42 余裕の組1着、作戦成功で準決勝へ

パリ五輪は6日、陸上男子110メートル障害の敗者復活戦が行われた。上位2選手が準決勝に進める制度で、1組目ではフレディー・クリッテンデン(米国)が13秒42で組1着となった。4日の予選ではまるでジョギングするかのような走りを見せ、18秒27の組8着になっていたが、海外メディアには意図的なものであると伝えられていた。

陸上男子110メートル障害の敗者復活戦に出場したフレディー・クリッテンデン【写真:ロイター】
陸上男子110メートル障害の敗者復活戦に出場したフレディー・クリッテンデン【写真:ロイター】

パリ五輪

 パリ五輪は6日、陸上男子110メートル障害の敗者復活戦が行われた。上位2選手が準決勝に進める制度で、1組目ではフレディー・クリッテンデン(米国)が13秒42で組1着となった。4日の予選ではまるでジョギングするかのような走りを見せ、18秒27の組8着になっていたが、海外メディアには意図的なものであると伝えられていた。

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 クリッテンデンは敗者復活戦のスタートから抜け出し、余裕をもって組1着でフィニッシュ。準決勝進出を決めた。2日前の予選では全体1位より5秒以上も遅いタイムで組最下位。大きく引き離されていたが、この日は5秒近くタイムを上げた。

 予選後、クリッテンデンは米放送局「NBC」のインタビューで、怪我から回復する時間を作るためにわざとジョギングしたと明かしたことが伝えられていた。「あれは意図的な選択だった。敗者復活戦には誰でも出場できる……。だから俺は感情的な選択ではなく、賢い選択をとり、自分の身体を悪化させるのではなく少しでも回復させたんだ。医師に頼り、神に頼り、敗者復活戦を待ち、敗者復活戦で全力を尽くそうと決めた」と語っており、作戦成功となったようだ。

(THE ANSWER編集部)


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