ルールに泣いた銅→4位悲劇の体操女子に海外指摘 「見ていて悲しい」「不公平に心が折れる」
パリ五輪は5日、体操女子の種目別床決勝が行われたが、アナ・バルボス(ルーマニア)が悲劇に見舞われた。一度は銅メダルに喜んだものの、5位の選手が採点見直しで3位に。バルボスは4位に繰り下がった。五輪金メダリストで同国レジェンドのナディア・コマネチさんは「国旗を高く掲げて」と労いの言葉を送った。
パリ五輪
パリ五輪は5日、体操女子の種目別床決勝が行われたが、アナ・バルボス(ルーマニア)が悲劇に見舞われた。一度は銅メダルに喜んだものの、5位の選手が採点見直しで3位に。バルボスは4位に繰り下がった。五輪金メダリストで同国レジェンドのナディア・コマネチさんは「国旗を高く掲げて」と労いの言葉を送った。
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歓喜が一瞬にして悲劇に変わった。バルボスは一時は銅メダルに。両手で口を覆い、雄叫びを上げた。国旗を掲げて喜んでいたが、5位だったジョーダン・チャイルズが「インクワイアリー(問い合わせ)」を利用した。審判の採点に不満があれば見直しを要求できるシステム。得点が変わり、チャイルズが銅メダルに食い込んだ。ルール上は仕方ないが、バルボスが泣く結果に終わった。
一部始終の映像を自身のインスタグラムに投稿し、労いの言葉を送ったのは62歳になった体操界のレジェンド、コマネチさん。76年モントリオール五輪で3つ、80年モスクワ五輪で2つの金メダルを獲得した伝説の女王は「あなたのことをとても誇りに思う。私たちはあなたを愛している…素晴らしいパフォーマンスだったよ、アナ。国旗を高く掲げて」とエールを送った。
投稿には海外ファンから「彼女の演技は素晴らしかった!」「見ていて悲しくなる。本当に本当に悲しい」「愛してるよアナ!!」「ルーマニアのような小さな国に対する不公平を見るのは心が折れる」「彼女は本当に素晴らしかった」「メダルが奪われるのを見るのは辛かった」「可哀想な彼女」「ルーマニアに正義を!」と同情が相次ぐなど、指摘の声が書き込まれている。
(THE ANSWER編集部)