五輪陸上100m決勝直前にハプニング 歴史的大混戦が台無しの可能性も…「ギリギリで止められた」
パリ五輪は4日、陸上男子100メートル決勝が行われ、昨年世界陸上3冠のノア・ライルズ(米国)が9秒79(追い風1.0メートル)で金メダルとなり「人類最速」に輝いた。今季世界ランク1位キシェーン・トンプソン(ジャマイカ)も9秒79だったが、1000分の1秒差で決着。超ハイレベルな決戦の直前には、トラックに侵入しようとする不届き者がいたという。
パリ五輪
パリ五輪は4日、陸上男子100メートル決勝が行われ、昨年世界陸上3冠のノア・ライルズ(米国)が9秒79(追い風1.0メートル)で金メダルとなり「人類最速」に輝いた。今季世界ランク1位キシェーン・トンプソン(ジャマイカ)も9秒79だったが、1000分の1秒差で決着。超ハイレベルな決戦の直前には、トラックに侵入しようとする不届き者がいたという。
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トラックまであと一歩のところに、係員に取り押さえられた乱入者が横たわっていた。陸上競技を中心に撮影する英国のカメラマン、ジェームズ・ローズ氏がXに画像を公開。「100メートル決勝のちょうど前に、トラック侵入者がギリギリで止められた」と文面に記した。別の投稿では侵入者が4人に抱えられて運ばれていく様子も公開している。
海外ファンからは「だから遅延があったのかな」「スタートまでにあれだけ長くかかった理由はこれか?」とレース開始が遅れた理由だと推測する声も上がった。一方、ローズ氏は「中断の理由ではない。ご覧のようにそこには選手は1人もいない」と説明。選手に影響はなかったようだが、7位までが写真判定となる歴史的な大混戦に水を差し、台無しになりかねない状況だった。
(THE ANSWER編集部)