「騒音に暑さに…食事はまずい」 酷評の選手村に恨み節「夜も昼も眠れず疲れが…」敗退選手が窮状訴え
議論を呼ぶパリ五輪の選手村について、競泳で敗退したイタリア代表選手が恨み節を述べている。
パリ五輪
議論を呼ぶパリ五輪の選手村について、競泳で敗退したイタリア代表選手が恨み節を述べている。
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米水泳専門メディア「スイムスワム」が伝えたのは競泳のイタリア代表トマス・チェッコンの談話。「選手村にはエアコンがなく、暑く、食事はまずい。多くのアスリートがこれを理由に移動しているんだ……。これは口実というわけではなく、人々が恐らく知らないことの純粋な記録だよ」と打ち明けたという。
男子200メートル背泳ぎで決勝進出を逃したチェッコン。レース直後のインタビューで「強調しておくが、これは言い訳や口実ではなく、我々は皆同じような状況を経験し、同じ条件下だった。これは多くの人々が知らないであろう話であり、これを伝えることは正しいことだよ」と敗退の言い訳ではなく、五輪に参加する選手としての訴えを強調した。
「僕は多分、100メートルの際と同じ信念を持って水に入らなかった。あれは僕のミスだったが、この経験は将来に役立つだろう。決勝に出場できなかったことにがっかりしているが、疲れてもいたんだ」と語った後で「準決勝で諦めたよ……。騒音と暑さで夜も昼も眠れず、少し疲れていた」と恨み節も残した。
今大会は開幕当初から選手村の設備に対して選手たちからの不満が数多く上がり、注目されている。
(THE ANSWER編集部)