早田ひなの日韓スポーツマンシップに中国も感涙 「本当にいい場面」「とっても美しかった」
パリ五輪は3日、卓球の女子シングルス3位決定戦が行われ、早田ひなが4-2(9-11、13-11、12-10、11-7、10-12、11-7)でシン・ユビン(韓国)に勝利した。日本シングルス史上3人目の銅メダルを獲得。試合後は座り込んで泣き崩れたが、ライバル中国のファンも両者のスポーツマンシップに「本当にいい場面」「とっても美しかった」と反応した。
パリ五輪
パリ五輪は3日、卓球の女子シングルス3位決定戦が行われ、早田ひなが4-2(9-11、13-11、12-10、11-7、10-12、11-7)でシン・ユビン(韓国)に勝利した。日本シングルス史上3人目の銅メダルを獲得。試合後は座り込んで泣き崩れたが、ライバル中国のファンも両者のスポーツマンシップに「本当にいい場面」「とっても美しかった」と反応した。
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最後のポイントを取ると、嬉しい銅メダルに早田はその場にしゃがみ込んで涙。激闘を繰り広げた相手のシン・ユビンは、早田の方に歩み寄るとハグで祝福した。笑顔で言葉を交わし、爽やかなスポーツマンシップを見せていた。
中国メディア「卓球ネット」は「日本の早田ひな、女子シングルスで銅メダル獲得。座り込んで大泣き」との見出しで記事を掲載。日本でも感動を呼んだが、「感激のあまり床に座り込んで大泣きし、そのシーンが瞬く間に検索ランキング上位となった」と中国でもバズっていたことを伝えた。
中国メディア「ジーボーバ」の記事や中国版SNS「WEIBO」にはファンの声が殺到している。
「おめでとう。3年の努力が報われてよかった」
「陳夢と同じブロックだったら、もしかしたら陳夢に勝って銀メダルだったかもしれない」
「本当に強い女の子だ」
「どちらも尊敬に値する選手だ。夢を抱く人はみんな素晴らしい。2人は試合後にハグしあっていた。本当にいい場面だった」
「試合後に二人がハグして、称えあっているのに感動した」
「涙する勝者と笑顔の敗者。最後のあのハグ、とっても美しかった」
早田は左腕にテーピングを巻き、痛み止めを打って出場。初の五輪でメダルを手にし、団体戦に臨む。
(THE ANSWER編集部)