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「日本の金メダルは悔しいけど…」 体操20歳・岡慎之助に敗れた中国脱帽「ケチのつけようない」

パリ五輪は7月31日、体操男子の個人総合決勝が行われ、20歳の岡慎之助が総合得点86.832で、金メダルを獲得した。強豪国・中国は銀メダルと銅メダルを獲得したものの、頂点には届かず。視聴していた同国のファンからは「ケチのつけようがない」「どの種目も安定していた」と岡を称える声が上がった。

個人総合決勝で金メダルを獲得した岡慎之助【写真:ロイター】
個人総合決勝で金メダルを獲得した岡慎之助【写真:ロイター】

パリ五輪

 パリ五輪は7月31日、体操男子の個人総合決勝が行われ、20歳の岡慎之助が総合得点86.832で、金メダルを獲得した。強豪国・中国は銀メダルと銅メダルを獲得したものの、頂点には届かず。視聴していた同国のファンからは「ケチのつけようがない」「どの種目も安定していた」と岡を称える声が上がった。

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 出だしの床から着地を完璧に決めていた岡。最終種目の鉄棒を終えて暫定トップにたった。中国のエース張博恒が最後に演技。岡の14.500を超える14.633をマークしたが、総合得点ではわずかに届かなかった。それでも岡の優勝に、笑顔を浮かべながら拍手。表彰台でも自撮り写真を撮り、終始爽やかだった。3位は肖若騰だった。

 中国ファンもこの戦いに注目。同国のSNS「ウェイボー」やネット上の記事に様々なコメントが集まった。

「本当に惜しかった!でも、張博恒、肖若騰にはおめでとうと言いたい。残念だけれど、おそらく最後のオリンピックでしっかり演技をやり切ったと思う」
「残念だった。でも、張博恒は最初の種目でミスをした後も落ち着いて演技をしていて、本当に感服した」
「テレビで見ていたけれど、解説者も泣きそうだった。声もふるえていたし、緊張していた」
「最後の鉄棒で張博恒が逆に行きそうになったとき、解説者があせって机をたたいていたようだ。団体で楚が2回目に鉄棒から落ちた時もそうだった」

 金メダルを獲得した岡については「日本に金を持っていかれたのは悔しいけれど、日本のこの若い選手はとても礼儀正しいし、安定しているし、強いし、、、ケチのつけようがない」「日本のこの若い子、今日のパフォーマンスには指摘できるような問題は何もなかった」「張の鉄棒の点数が出た時には本当に、本当に力が抜けた」「岡っていう選手はどの種目も安定していた」などと、体操大国のファンも舌を巻いていた。

(THE ANSWER編集部)


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