米NBC中継でも橋本大輝スポーツマンシップに絶賛 中国への気遣い「素晴らしい友人ですからね」
パリ五輪は29日、体操の男子団体決勝が行われ、日本は2大会ぶりの金メダルを獲得した。鉄棒で橋本大輝が会心の演技。ガッツポーズを決めたが、直後に演技する中国のために歓声を抑えるようにアピール。このスポーツマンシップは海外実況からも称賛されていた。
パリ五輪
パリ五輪は29日、体操の男子団体決勝が行われ、日本は2大会ぶりの金メダルを獲得した。鉄棒で橋本大輝が会心の演技。ガッツポーズを決めたが、直後に演技する中国のために歓声を抑えるようにアピール。このスポーツマンシップは海外実況からも称賛されていた。
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3.267点差で迎えた最終種目の鉄棒。中国の2人目が2度落下する波乱があり、迎えた橋本の演技。きっちり着地を決めてガッツポーズを作り、会場は熱狂に包まれた。
橋本も興奮していたが、すぐに冷静になった。理由は、続く中国・張博恒の演技が控えていたから。人差し指を口元にあて、静かにするように気遣ったほか、両腕で歓声を抑えるポーズも見せた。
米放送局「NBC」の中継では「彼はリスペクトして、と言っていますね」と橋本のジェスチャーに注目。「この2人は本当に素晴らしいライバルであり、友人ですからね」と競争者としてお互いを気遣う姿を称えていた。
(THE ANSWER編集部)