五輪競泳で「私、死んでる」と自虐 原因は会場に映った顔写真、米記者は苦言「一体どういうワケ?」
パリ五輪は28日、競泳の各種目が行われ、女子100メートルバタフライはトーリ・ハスケ(米国)が55秒59で金メダルを獲得した。ハスケは前日に行われた女子400メートルリレーで米国の第3泳者として銀メダル獲得にも貢献したが、その際に“異変”が発生。米記者から「一体どうなっているわけ?」「他になかったの」と苦言が入る事態となっている。
パリ五輪は28日、競泳の各種目が行われ、女子100メートルバタフライはトーリ・ハスケ(米国)が55秒59で金メダルを獲得した。ハスケは前日に行われた女子400メートルリレーで米国の第3泳者として銀メダル獲得にも貢献したが、その際に“異変”が発生。米記者から「一体どうなっているわけ?」「他になかったの」と苦言が入る事態となっている。
違和感しかなかった。会場のモニターで紹介された米国のリレーメンバー。写真入りだが、他のメンバーのケイト・ダグラス、グレッチェン・ウォルシュ、シモーネ・マニュエルの3人がバストアップのものなのに対し、ハスケのものだけが一回り小さく、しかも首から上だけのショットだった。
ハスケは自身のインスタグラムのストーリー機能に写真を公開し「私、死んでる。この写真をありがとう、キーラン・スミス」と自虐を込めてキャプションを添えた。
これを見た米紙「USAトゥデー」コラムニストのクリスティン・ブレナン記者は、ハスケのストーリー投稿のスクショ画像を自身のXに公開。「土曜日の五輪競泳会場で巨大スクリーンに映し出された米国代表トーリ・ハスケの写真、一体どうなっているわけ? 大会側に通常サイズの写真の用意がなかったの? ハスケはこの3年間、米国競泳チームの主力の1人だったんですよ」と痛烈な“ツッコミ”を入れ、憤りを示した。