中国も衝撃走った張本&早田組の1回戦敗退「超大型の番狂わせ」 北朝鮮「謎のペア」の勝因は
パリ五輪は27日、卓球混合ダブルス1回戦が行われ、日本の張本智和、早田ひな組が北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・クムヨン組(北朝鮮)に1-4で敗れ、まさかの初戦敗退となった。卓球王国の中国メディアは「卓球界の『謎のペア』はなぜ勝ったのか」「超大型の番狂わせ」などと報道。五輪での北朝鮮選手の特徴を分析し、日本ペアの戦い方の難しさにも触れている。
パリ五輪・卓球混合ダブルス
パリ五輪は27日、卓球混合ダブルス1回戦が行われ、日本の張本智和、早田ひな組が北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・クムヨン組(北朝鮮)に1-4で敗れ、まさかの初戦敗退となった。卓球王国の中国メディアは「卓球界の『謎のペア』はなぜ勝ったのか」「超大型の番狂わせ」などと報道。五輪での北朝鮮選手の特徴を分析し、日本ペアの戦い方の難しさにも触れている。
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東京五輪の水谷隼、伊藤美誠組に続く日本勢五輪連覇の夢はあっさりついえた。中国メディア「卓球ネット」は「超大型の番狂わせが起こった」と報道。「なぜ崩壊したのだろうか」と疑問を提示したうえで「北朝鮮のスポーツ選手は一般的に、非常によく訓練されていて基本的スキルがしっかり身についており、強い意志と資質を備えて粘り強い戦いをするが、国外で試合をすることが少なく、相手に知られていない。一方で、彼らは相手選手をよく知っている」と分析している。
張本、早田組は7月の国際大会で3大会連続優勝し、パリ五輪でも金メダル候補と見られていた。北朝鮮ペアの分析が難しかったという側面がある一方で「戦術の配置、精神面のいずれにも問題があった」と指摘。前陣速攻型の選手への対策に問題があり「消極的だった」と見ている。殊勲の北朝鮮ペアの今後については「他のペアは研究して対応するための貴重なデータを得ることができた。今後は北朝鮮ペアが番狂わせを起こすこともそれほど簡単ではなくなるだろう」と見ている。
(THE ANSWER編集部)