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松井秀喜氏と長嶋茂雄氏の”師弟関係”エピソードを米特集「ナガシマに電話越しで…」

米大リーグ(MLB)のヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏と巨人の終身名誉監督である長嶋茂雄氏のエピソードがESPNで特集され、米国で注目を浴びている。

2003年に松井秀喜氏(右)を訪問する長嶋茂雄氏(左)【写真:Getty images】
2003年に松井秀喜氏(右)を訪問する長嶋茂雄氏(左)【写真:Getty images】

ESPN記者による特集「9個の私が今年知った驚くべきエピソード」

 米大リーグ(MLB)のヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏と巨人の終身名誉監督である長嶋茂雄氏のエピソードがESPNで特集されている。

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 これはESPNのミラー記者による「9個の私が今年知った驚くべきエピソード」という特集で「(1950年代に活躍し、ヤンキースの永久欠番になった)ミッキー・マントルは三振した後に泣いていた」など古い年代から最近のエピソードまでの9つを紹介している。

 そのうちの1つが松井氏と長嶋氏にまつわる逸話だった。

「完璧主義者のマツイは彼の師匠で東京にいるシゲオ・ナガシマに電話し、電話越しで素振りを行った。ナガシマは素振りの風を切るシュッという音を聴いて、マツイの状態を確認し、アドバイスを送っていた」と驚きをもって伝えている。

 また「シゲオ・ナガシマは日本の野球史において最も人気な人物であり、彼の結婚式の中継はその年の日本のテレビ番組の中で最高の視聴率を残した」と長嶋氏の日本での功績にも触れている。

 日本ではかねてから松井氏と長嶋氏の“師弟関係”は有名であり、2013年には共に国民栄誉賞を受賞した。ヤンキースでの最終年、2009年に日本人史上初のワールドシリーズMVPなど、大リーグで輝かしい実績を残した松井氏であるが、その礎を築き上げた長嶋氏との師弟関係エピソードが米国でも脚光を浴びる形になった。

(THE ANSWER編集部)


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