八村塁、連続試合出場は25でストップ チームは最大18点リード守れず、痛恨の逆転負け
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁は18日(日本時間19日)の本拠地ブルズ戦に鼠径部の打撲により欠場。ここまで開幕から25試合連続スタメン出場を続けていた八村にとって今季初の欠場となった。八村に代わってPFでスタメン出場したデイビズ・ベルターンズの活躍などもあり、最大で18点のリードを奪うも終盤に大失速。オーバータイムの末に109-110で敗れ、連勝を逃した。
ピストンズ戦で負傷の八村は5試合欠場
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁は18日(日本時間19日)の本拠地ブルズ戦に鼠径部の打撲により欠場。ここまで開幕から25試合連続スタメン出場を続けていた八村にとって今季初の欠場となった。八村に代わってPFでスタメン出場したデイビズ・ベルターンズの活躍などもあり、最大で18点のリードを奪うも終盤に大失速。オーバータイムの末に109-110で敗れ、連勝を逃した。
16日のピストンズ戦で股関節を負傷。5試合欠場が決まった八村に代わり、この日はデイビズ・ベルターンズがPFでスタメン出場。怪我人が続出する苦しい台所事情の中、特に戦力低下が著しいフロントコートでは、前日に2ウェイ契約をしたばかりの23歳のセンター、アンジェス・パセチニクスも出場機会を得た。
この日NBAデビューとなったパセチニクスが予想以上の活躍を見せたウィザーズ。第1Q残り8分15秒にイアン・マヒンミとの交代でコートに立つと、216センチの長身を活かしてリバウンドで存在感を発揮。第2Q残り10分17秒までのプレーで3つのオフェンシブリバウンドを含む6リバウンドを記録した。パセチニクスがプレーした時間帯で得失点差+13とし、一時は9点のリードをウィザーズにもたらした。
同点に追いつかれたウィザーズだったが、“3P職人”ベルターンズが3本連続で30フィート超えの3Pを成功させ、会場は大興奮。これで流れに乗ったウィザーズは58-52の6点リードを得て試合を折り返した。
第3Qでは八村と同期のアドミラル・スコフィールドやトロイ・ブラウンJr.がスティールを記録するなど、デイフェンス面でハッスル。長身が揃うブルズのフロントコート陣を相手にしても果敢にリバウンドで競り合うなど、チームに勢いをもたらす。
最終Q、最大で18点のリードを奪ったウィザーズだったが、そこからブルズの猛反撃を食らい、残り5秒で96-96とされる。それでも残り1秒でブラッドリー・ビールのプルアップジャンパーを沈めて再びリード。勝負あったかに思われたが、土壇場のファウルで相手に与えた2本のフリースローを沈められ、98-98の同点に。オーバータイム(延長戦)に突入した。
5分間のオーバータイムで、先手を奪われたウィザーズ。一進一退の攻防を展開したが、最後は残り9秒で勝ち越され、痛い逆転負け。連勝はならなかった。
(THE ANSWER編集部)