ボールボーイがドイツ王者を撃破!? 手渡したボールから生まれた「3.5秒弾」が話題
サッカーにおける「アシスト」は選手同士のコンビネーションによるものが通例だが、ドイツ・ブンデスリーガで異色のゴール演出が飛び出した。ボールボーイが手渡したボールからわずか3.5秒で得点が生まれ、リーグが公式Youtubeチャンネルで「アシスト・ザ・マッチデー」として紹介。あまりの展開にファンにも大きな反響を呼んでいる。
ホッフェンハイム対バイエルン戦、ボールボーイを“起点”に先制弾が生まれる
サッカーにおける「アシスト」は選手同士のコンビネーションによるものが通例だが、ドイツ・ブンデスリーガで異色のゴール演出が飛び出した。ボールボーイが手渡したボールからわずか3.5秒で得点が生まれ、リーグが公式Youtubeチャンネルで「アシスト・ザ・マッチデー」として紹介。あまりの展開にファンにも大きな反響を呼んでいる。
驚きのプレーが飛び出したのは、ブンデスリーガ3節のホッフェンハイム対バイエルン戦だった。
前半28分、バイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスがサイドライン際でボールをクリアするも、ラインを割っていたとしてホームのホッフェンハイムボールに。すると、FWアンドレイ・クラマリッチは近くにいたすかさずボールを要求。ボールボーイからの“迅速なパス”を受け取ると、フンメルスが視線を外している間に、ゴール前に飛び込んできたFWマルク・ウートへと渡り、走りながらの左足アウトサイドシュートで華麗に先制ゴールを陥れた。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」電子版によれば、ボールボーイを務めていたのはホッフェンハイムのU-14に所属する13歳のウムート・トフムク君。ボールボーイを“起点”にゴールが生まれ、ブンデスリーガは公式Youtubeチャンネルに「ホッフェンハイムのボールボーイがバイエルン戦勝利の手助けを買って出た」とのタイトルで動画を公開し、「なんてシーンなんだ! ホッフェンハイムとバイエルンのビッグマッチで一人のボールボーイが先制点をもたらす重要な役割を請け負った。ボールが外に出てスローイン、そしてゴール。ホッフェンハイムは彼に何よりも感謝を抱いている」とつづった。