米名物記者がツイッター更新、海外ファンも驚きや労い

　フィギュアスケートで2018年平昌冬季五輪女王のアリーナ・ザギトワ（ロシア）は13日、今月下旬のロシア選手権に出場せず、一時的に活動休止することを発表した。五輪女王の活動休止の一報に海外ファンも驚いた様子。衝撃は世界に広まっている。

　五輪女王がリンクを離れる。練習は継続し、今後はアイスショーに専念するなど海外メディアが報じている中、米名物記者のジャッキー・ウォン氏がツイッターを更新。「今日チャンネル1（ロシアのテレビ局）でアリーナ・ザギトワがロシアフィギュアスケート選手権に出場せず、競技から離れて休養を取ることを発表。『私は今、全て手にしています。しかし、何かが足りないのです』」とザギトワのコメントとともに記している。

　先週のグランプリ（GP）ファイナル女子では、アリョーナ・コストルナヤ（ロシア）が世界最高の合計得点で優勝。エテリ・トゥトベリーゼコーチの教え子3人で表彰台を独占した一方で、同門のザギトワはよもやの最下位。ロシア国内ではザギトワに引退すべきだという声が上がっていた。

　ファンに衝撃を走らせた五輪女王の活動休止。ウォン氏のツイッターには、海外ファンから驚きや労いのコメントが相次いでいる。

「なんてことなの」
「えぇぇ？」
「彼女が競技から離れるのは本当に悲しい」
「きっと彼女にふさわしい幸せを見つけるのに、休養を取ることはいいかもしれない」
「なんで??」
「彼女は精神的に疲れているに違いない」
「この休養は彼女のためになる！」
「私はこれを彼女自身が決めたことであると願っている」
「この前の大会から何かを変えなくてはいけないということを理解したんだろう」

　スケーターとして一つの決断を下したザギトワ。次に見られるのはいつになるのか。五輪女王の今後にファンの注目が集まりそうだ。