奇跡の逆転劇を呼んだ華麗すぎるループ弾 AFCも浦和を「スーパーショー」と絶賛
浦和レッズは13日、サッカーAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2試合で川崎フロンターレと対戦し、4-1と勝利。合計スコア5-4で奇跡的な大逆転突破を成し遂げた。
浦和がホームで4-1勝利 合計スコア5-4でACL準決勝進出
浦和レッズは13日、サッカーAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2試合で川崎フロンターレと対戦し、4-1と勝利。合計スコア5-4で奇跡的な大逆転突破を成し遂げた。
3得点目のゴールをFWラファエル・シルバが決めたのが後半39分。合計スコア4-4となる波乱の展開を迎え残された時間は6分間。誰もが延長戦突入を覚悟したが、その直後、埼玉スタジアムに爆発的な歓喜を呼び込んだのはMF高木俊幸だった。
後半41分、DF森脇良太が敵陣中央でボールを受けると、ボックス左に浮き球のパスを供給。スペースに走りこんでいた高木はそのままダイレクトで左足を振り抜いた。すると、柔らかいループとなった意外性のあるシュートは、華麗な弧を描き、意表を突かれ微動だにできない相手GKの頭上を越えてネットに吸い込まれた。
あまりに美しいダイレクトループをJリーグ公式Youtubeチャンネルも紹介。このゴールにより、4得点目を奪った浦和は試合終了残り4分の段階で形勢をひっくり返し、アジアの舞台で歴史的な逆転進出を掴み取ることに成功した。
偉業にAFC公式サイトも「スーパーショーを披露した壮大な浦和」と見出しを打って特集。今季不調に苦しむも復活の狼煙を上げた浦和は、準決勝で上海上港との対戦が決定している。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer