ラストマッチに臨む宮里 専属キャディーが語る「世界のミヤザト」の魅力とは?
女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権(エビアン・リゾートGC)が14日に開幕する。宮里藍(サントリー)にとって現役最後の大会となるが、“ラストダンス”を前に専属キャディーが「世界のミヤザト」と過ごした日々を回顧している。米ゴルフ専門誌「ゴルフ・ウィーク」が報じた。
06年からタッグを組んできた名相棒…街中で大注目を浴びた日を回想「カオス状態」
女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権(エビアン・リゾートGC)が14日に開幕する。宮里藍(サントリー)にとって現役最後の大会となるが、“ラストダンス”を前に専属キャディーが「世界のミヤザト」と過ごした日々を回顧している。米ゴルフ誌「ゴルフ・ウィーク」が報じた。
宮里が歩んできたプロキャリアの終着点が、ついに訪れることになる。
今月上旬のポートランド・クラシックは、通算13アンダーで今季最高の5位。米最終戦を終え、フランスに場所を移したが、エビアン選手権では2009年と11年に優勝している相性の良い大会とあって、12日に行われた公式会見では「まずここに来られて、とてもハッピーです。今週は、私の本当に最後の最後の試合。すごく気持ちは良いし、良いプレーをする準備は整っています」と語った。
米ゴルフ誌「ゴルフ・ウィーク」は、宮里と苦楽をともにしてきた専属キャディーのミック・シーボーン氏を直撃。米ツアーに主戦場を移した2006年から長きにわたりタッグを組んできた(14年に一度コンビを解消)“相棒”は、宮里が電車の駅で大注目を浴びた日のことを回想したという。
「彼女が周囲から気が付かれると、カオス状態になるんだ」
同誌はシーボーン氏の証言を受け、「“アイマニア”は日本に実在したのだ。あたかも全てのTVコマーシャルに出ているようであり、国民から最も注目を浴びるスポーツ界のスターとして、メジャーリーガーとも肩を並べる存在であったのだ」と記している。