おりひめJ、リオ女王に前半善戦も失速 後半に10点差「ロシアの圧力大きくなった」
GK亀谷は好セーブで奮闘も「結果的にロシアの実力が上だと知らされた」
GKとして、相手シュートを何度もセーブしたGK亀谷さくらは「結果的にはロシアチームの実力が上だと知らされた試合になった」と悔しさを露わ。「この試合で得られるポジティブな部分を明日に繋げたい。メインラウンドに進んでチームとして成長していきたい」と6日の中国戦を見据えた。
前回大会16位だった日本は、13大会連続19度目の出場。過去最高位は1965年の7位だった。30日の初戦では同29位のアルゼンチンに24-20、2日にはコンゴ(旧ザイール)に28-16で開幕2連勝。3日のスウェーデン戦は26-34で完敗し、ロシア戦に臨んだ。4試合で日本は勝ち点4の3位、アルゼンチンとコンゴが勝ち点2だが、日本は両国に勝利しているため、直接対決の成績により最終戦を残したまま1次リーグ突破が決定した。
97年に世界選手権を制し、04年まで五輪3連覇した強豪デンマーク出身のキルケリーHCは、16年に日本代表HCに就任。来年の東京五輪は開催国枠として44年ぶり2度目の出場となる。同HCは「ロシアは本当に実力が高いチームなので、個人のスキルレベルの違いも受け入れないといけない。明日は長い間準備してきたことは生かしていきたい」と勝利を誓った。
【大会方式】
1次リーグは24か国が4組に分かれ、総当たりで各組上位3チームが2次リーグに進出する。勝ち点は勝ち2、引き分け1、負け0。2次リーグは12チームが2組に分かれ、各組上位2チームが準決勝へ。2次リーグ進出を逃したチームは順位決定戦に回る。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)