[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ゴルフ界のドーピング検査に“穴”!? マキロイが検査の“甘さ”指摘

男子ゴルフの世界ランク4位、ロリー・マキロイ(英国)がゴルフ界のドーピング検査の甘さを“告発”し、波紋が広がっている。英公共放送BBC電子版が報じている。

 20160714_McIlroy

マキロイがゴルフ界のドーピング検査に物申す

 記事では世界アンチ・ドーピング機関が2014年にプロゴルフ界で507回のドーピング検査を行い、うち8例が陽性だったとレポート。一方、マキロイはこの検査自体が機能不十分だと主張しているという。

「私は今年1度テストを受けている。だが、尿検査のみだ。尿検査ではヒト成長ホルモン(HGH)を検出することはできない。もしも、私がHGHを摂取していたとするなら、逃げ切ることができる」

 記事の中でマキロイはこう語っている。

 HGHには筋肉増強作用があるとされ、米野球界ではヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手もHGHなどの禁止薬物使用問題で2014年シーズンに1年間公式戦出場停止処分を受けていた。

 マキロイは記事の中でゴルフ界の検査に“穴”があることを指摘し、「ゴルフが五輪種目であるのなら、検査を強化しなければいけない。平均的には選手は年間に4、5回検査を受けているが、他の五輪種目と比べるととても少ない」とも訴えている。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集