阿部詩「情けなくて悔しい」 準Vで五輪内定ならず号泣「神様からの試練と思って」
兄妹での五輪出場へ再び前を向く「神様からの試練と思って」
もちろん、五輪出場の可能性が潰えたわけではない。内定がかかっていることには「あまり考えないようにしていた」と言いつつも、「こんなにも過酷なんだと今、感じました」と素直な思いも口にした。
5歳で柔道を始めた19歳の詩。3歳年上の兄・一二三とともに兄妹での五輪出場、金メダル獲得が期待されていた。五輪代表は来年2月までの主要国際大会終了時点の実績で判断されるか、4月の全日本選抜体重別選手権が最終選考会となる。
「神様からの試練と思って、オリンピックで優勝するためにこういう思いがあるんだと思いながら、前に進んでいきたいです」と気丈に前を向いた。
(THE ANSWER編集部)