スコットランド協会、WRの罰金処分に反発 最高幹部が徹底抗戦「CASに訴える」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で台風による10月13日の日本―スコットランド戦の開催を巡り、スコットランド協会最高経営責任者のマーク・ドッドソン氏が中止の場合、法的措置も辞さないなどの強硬な発言が問題だったとして、国際統括団体ワールドラグビー(WR)は同協会に対し、7万ポンド(約980万円)の罰金を科したが、これを受けて同氏は「スポーツ仲裁裁判所に訴えるという」という次の一手にでることを示唆している。スコットランド地元紙「ヘラルド」が報じている。
WRからの謝罪&罰金処分に徹底抗戦か、ドッドソン氏の手紙を地元紙が公開
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で台風による10月13日の日本―スコットランド戦の開催を巡り、スコットランド協会最高経営責任者のマーク・ドッドソン氏が中止の場合、法的措置も辞さないなどの強硬な発言が問題だったとして、国際統括団体ワールドラグビー(WR)は同協会に対し、7万ポンド(約980万円)の罰金を科したが、これを受けて同氏は「スポーツ仲裁裁判所に訴えるという」という次の一手にでることを示唆している。スコットランド地元紙「ヘラルド」が報じている。
ワールドラグビーとスコットランド協会――。両者の対立が泥沼化してきた。事の発端は台風19号接近により、中止が危ぶまれていた10月13日のスコットランド戦。開催できなければ、スコットランドの敗退が決まる1次リーグ最終戦に対し、ドッドソン氏は中止になった場合、法的措置も辞さない姿勢などを明らかにし、発言が問題視されていた。
この発言を見過せないと、WRは同協会側に対し謝罪文提出とともに7万ポンドの罰金を決めていた。だがこれを受けたドッドソン氏は徹底抗戦の姿勢を強めている。
同紙によると、ドッドソン氏は9日に協会に所属する全メンバーに対して、個人的な手紙を送り、現時点での姿勢を伝えるという「普通ではないステップ」を踏んだという。
記事で紹介されている手紙の内容をかいつまむと、以下の通りになる。