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“妖精”が全米に起こした批判と称賛 シャラポワ、涙の敗退を世界はどう報じたのか

テニスの全米オープンは女子シングルス4回戦で、元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が17位のアタスタシヤ・セバストワ(ラトビア)に7−5、4−6、2−6で逆転負け。出場停止処分から四大大会に復帰した「妖精」は、華麗なテニスでニューヨークを沸かせたが、06年以来の全米制覇はならず。元女王の涙の敗退を、各国メディアは「彼女のスパンコールはもう輝かない」などと惜しんでいる。

全米OP4回戦で逆転負け…各国メディアが惜しむ声「彼女のスパンコールはもう輝かない」

 テニスの全米オープンは女子シングルス4回戦で、元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が17位のアタスタシヤ・セバストワ(ラトビア)に7−5、4−6、2−6で逆転負け。出場停止処分から四大大会に復帰した「妖精」は、華麗なテニスでニューヨークを沸かせたが、06年以来の全米制覇はならず。元女王の涙の敗退を、各国メディアは「彼女のスパンコールはもう輝かない」などと惜しんでいる。

 ワイルドカード(主催者推薦)で参戦したシャラポワは、ついに力尽きた。英公共放送「BBC」では「マリア・シャラポワの19か月ぶりのグランドスラムはアタスタシヤ・セバストワ戦の敗北によって終わりを告げた」と特集。本人は「この1週間は本当に素晴らしい流れだった」と振り返っている。

「今週もたくさんの得るものがあった。去ることになってしまったけど、こういうメジャー大会でそれを得ることができたのはありがたいこと。信じられないような素晴らしい機会だった。こういう機会を手にすることができてとても感謝しています。私はベストを尽くした。それは誇りにできます」と語り、逆転負けにも胸を張っていたという。

 地元紙「ニューヨーク・タイムズ」は「マリア・シャラポワが敗退。USオープンでスター選手たちは敗者に追いやられている」と特集した。

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