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「素晴らしいホスト国が全てを変えた」 アジア初の日本大会を英紙絶賛したワケ

「今大会の『やればできる精神』をもってすれば、乗り越えられる」

 記事では、日本が「ラグビーチャンピオンシップ」に参戦する可能性を含め、世界的な再編の動きに触れ、ワールドラグビーは今後、23年フランス大会以降の開催地を同時発表するとの見通しを紹介。「まだ選考段階にはあるが、2023年の候補地としてフランスに最後に敗れた南アフリカが2027年、米国が2031年の開催国になっても驚きはない」としている。

 さらに、来年の東京五輪は大会組織員会が7人制ラグビーの人気が高まることを期待していると分析。「特に、日本のスポーツファンは家族連れでも観戦でき、試合を楽しむことに重きを置いたラグビーの精神を好むと同時に、日本代表のたぎるように熱いパフォーマンスに元気づけられたという」と伝えている。

 一方で「全てが楽観的観測に満ちたことばかりではない」とも指摘。日本ラグビー協会はユース世代の選手育成などにおける課題が残り、協会全体として危険なタックルに対する意識改革も懸念されていることも伝えたが「かなり大きなチャレンジがラグビー界を待ち受けているが、2019年大会の『やればできる精神』をもってすれば、乗り越えられるはずだ」と締めくくった。

 アジアで初めて、しかも「ティア2」に属する国で開催されたW杯。それを大成功に導いた日本大会は、さらなる競技の普及、発展を目指すラグビー界にとっても、大きな価値があるとみているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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