八村塁、実況も「コンニチハ~!」絶叫 初アリウープで本拠地魅了「良い所突けた」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が4日(日本時間5日)の本拠地ピストンズ戦にスタメン出場。2日の試合で4得点にとどまった八村だが、この日は12得点3アシスト4リバウンド1スティールの活躍。チームは115-99で勝ち、今季の本拠地3試合目で初勝利となった。
指揮官からの指示通り、“約束”のダンク披露「高いレベルではダンクもしないと」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が4日(日本時間5日)の本拠地ピストンズ戦にスタメン出場。2日の試合で4得点にとどまった八村だが、この日は12得点3アシスト4リバウンド1スティールの活躍。チームは115-99で勝ち、今季の本拠地3試合目で初勝利となった。
八村がワシントンを盛り上げた。第2クォーター(Q)残り5分、中央から切り込んだイシュ・スミスのパスに反応。ゴール下で跳び上がると、両手でボールを掴み、そのままリングに叩き込んだ。地元期待のドラフト1巡目ルーキーが決めたNBA初アリウープに本拠地は大盛り上がり。実況は「コンニチハ~!」と絶叫するなど、背番号8が大いに躍動した。
この日はファウルが重なり、ファウルトラブルのリスクから出場16分にとどまったが、2試合ぶりの2桁12得点と活躍。チームの連敗を3で止め、今季2勝目を挙げるとともに、3試合目で本拠地初勝利をもたらした。試合後、八村も「僕らとしても、この試合にどうしても絶対勝ちたかったので。最初から気を引き締めてできたんじゃないか」と満足げに振り返った。
とりわけ魅了したのがアリウープだ。「僕がロールしたりすると、相手もディフェンスでわからないところが出てくるので、いいところを突けた」と語った。前の試合後には指揮官からダンクを狙うようにとの発言を受け、「コーチからも言われたし、こういう高いレベルでやるには、ダンクとかもしないと得点が取れない。しっかりと見せられて良かった」と約束の一撃だった。
チームとしても100点以下に抑えて快勝。「ディフェンスが僕らの課題だった。そこはしっかりと抑えられた」と手応えを掴んだ様子で「ディフェンスがいいと、オフェンスもボールを回して試合ができる。そういうところが今日はできた。ずっと負けていたので、僕らも気を引き締めて、この1勝はしっかりホームでやろうと試合に入ることができた」とチーム一丸の1勝を喜んだ。
(THE ANSWER編集部)