NZ代表引退主将が“最後のハカ”でリード役「カマテ」熱演 ウェールズは横一列で対抗
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1日、東京スタジアムで3位決定戦が行われ、世界ランキング3位のニュージーランドが同4位のウェールズと激突。ニュージーランドが試合開始前に恒例のハカを披露すると、ウェールズは横一列のオーソドックスな形で応じた。
代表引退のリード主将が最後のハカでリード役
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1日、東京スタジアムで3位決定戦が行われ、世界ランキング3位のニュージーランドが同4位のウェールズと激突。ニュージーランドが試合開始前に恒例のハカを披露すると、ウェールズは横一列のオーソドックスな形で応じた。
テストマッチではウェールズに30連勝中のニュージーランド。今大会では目標の3連覇は果たせなかったが、白星を飾って大会を終えるべく、この日もおなじみの戦いの踊りハカは伝統的な「カマテ」を披露した。オールブラックスがハカの陣形を取ると、会場は大きな歓声で包まれた。
準決勝はイングランドが「V字」隊形で“奇襲”を仕掛けたため、この日もウェールズの反応に注目が集まったが、全員が横一列に並んで肩を組むオーソドックスな隊形で応戦。静まり返る会場に、今大会で代表引退を表明している主将リードが音頭を取り、戦いの雄叫びをが轟かせると、肩を組んで並んだウェールズ陣は睨みつけるように目力で威嚇した。
この日はニュージーランドのスティーブ・ハンセンヘッドコーチ(HC)、ウェールズのウォーレン・ガットランドHCの2人にとって、代表を率いる最後の試合となる。有終の美を飾るのは、どちらのHCとなるだろうか。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)