日本のラグビーブームがW杯で終わらない理由 英紙分析「週末の公園で子供たちが…」
ラグビーワールドカップ(W杯)は日本開催により、日本で空前のラグビーブームが沸き起こった。英紙「ガーディアン」は盛り上がりが大会後も続くかについてクローズアップ。「ラグビーマニアは日本を注目。この盛り上がりはW杯後も続くか?」と見出しを打ち、東京特派員のジャスティン・マッカリー記者が特集している。
東京特派員のガーディアン紙記者がレポート「この盛り上がりはW杯後も続くか?」
ラグビーワールドカップ(W杯)は日本開催により、日本で空前のラグビーブームが沸き起こった。英紙「ガーディアン」は盛り上がりが大会後も続くかについてクローズアップ。「ラグビーマニアは日本を注目。この盛り上がりはW杯後も続くか?」と見出しを打ち、東京特派員のジャスティン・マッカリー記者が特集している。
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南アフリカを破る大金星を挙げるなど、インパクトを残した前回15年大会について、記事では日本ラグビー協会がその後の盛り上がりにつなげることができなかったと指摘した上で「しかし、この母国開催によって、そのブームが終わらないといういくつかの理由、兆候がある」と紹介。「この変化はまず週末の東京郊外の公園でも見られた」とし、一つの印象的なシーンを挙げた。
「多くの子供たちが夕方、熱気を包みながらプレーしていた。これは今まで見られた光景ではなかった」とラグビーが日常の生活に溶け込み、子供たちが親しんでいる様子をレポート。また、以前は会社、飲み屋でも多くの人がこの時期、野球のプレーオフの会話をする場面が定番だったが、今はラグビーが話題に上っていることも記述した。
マッカリー記者は「今回のラグビーW杯によって、日本の当たり前だった風景は変わったのである」と分析。周りでは3連勝で迎えたスコットランドを撃破したことが決定的になったとした上で「今までラグビーに無関心で無口な筆者の床屋がラグビーのことを話題にするようになった」と自身が感じる変化を挙げた。