ウェールズにハカ対策!? “V字隊列”に倣い指揮官ニヤリ「我々はウェールズのWで」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準決勝でイングランドがニュージーランドを下し、決勝進出を決めた。この一戦で話題を呼んだのは試合前にオールブラックス伝統の「ハカ」にイングランドの選手が応酬。V字隊列で取り囲むシーンは今大会屈指のハイライトとなったが、11月1日の3位決定戦でオールブラックスと戦うウェールズのウォーレン・ガットランド・ヘッドコーチ(HC)は「我々はウェールズのWで行くかもしれない」と発言。V字ブームに乗っかり、“W字隊列”でハカを崩しにかかるかもしれない。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
3位決定戦でNZと対戦、試合前のハカにどう応じるのか
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準決勝でイングランドがニュージーランドを下し、決勝進出を決めた。この一戦で話題を呼んだのは試合前にオールブラックス伝統の「ハカ」にイングランドの選手が応酬。V字隊列で取り囲むシーンは今大会屈指のハイライトとなったが、11月1日の3位決定戦でオールブラックスと戦うウェールズのウォーレン・ガットランド・ヘッドコーチ(HC)は「我々はウェールズのWで行くかもしれない」と発言。V字ブームに乗っかり、“W字隊列”でハカを崩しにかかるかもしれない。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
オールブラックスを倒す秘策になるのだろうか。「我々はウェールズのWで行くかもしれない」ニュージーランド出身のガットランドHCは3位決定戦を前にこう語ったという。
イングランドのV字隊列にちなみ、「Wales」の頭文字からとった“W字作戦”。記事では「彼は自分のチームの対抗策についてジョークを語った」と報じているが、指揮官にとってもエディ・ジョーンズHC率いるイングランドの作戦は想定外だったという。
「全く思いも寄らなかった。10メートルラインを越えてはいけないと思っていたし、両チームはそこで整列するものとばかり思っていた。ハーフウェーが境界線だとは知らなかった」とガットランド氏は語ったという。
敵陣に侵入してまでプレッシャーをかけたイングランド。ハーフウェイラインを越えたことで、統括団体ワールドラグビーから罰金を命じられた。
「オールブラックスは10メートルライン上でハカをする。対戦相手はそこで整列するものだと思っていた。ハカにどう対抗するかは、そのチーム次第でいいと思う。イングランドの行動は、非常に敬意にあふれたものだったと思う。背を向けたりしなかった。彼らは真正面からハカを受け止めた」