イングランドの“ハカ奇襲”に罰金処分決定 国際統括団体「すでに処分済み」と発表
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準決勝でイングランドがニュージーランドを下し、決勝進出を決めた。この一戦で話題を呼んだのは試合前にオールブラックス伝統の「ハカ」にイングランド選手たちが応酬。V字隊列で取り囲むシーンは今大会屈指の名場面となったが、主催者の国際統括団体ワールドラグビーはこの行動でイングランドに罰金処分を科したことが明らかになった。
V字の陣形がセンターラインを越えたことが問題に、英紙が報道
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準決勝でイングランドがニュージーランドを下し、決勝進出を決めた。この一戦で話題を呼んだのは試合前にオールブラックス伝統の「ハカ」にイングランド選手たちが応酬。V字隊列で取り囲むシーンは今大会屈指の名場面となったが、主催者の国際統括団体ワールドラグビーはこの行動でイングランドに罰金処分を科したことが明らかになった。
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「イングランドがニュージーランドのハカにV字フォーメーションで対峙して罰金処分」と報じたのは、英地元紙「ガーディアン」だった。
その奇襲は世界中を驚かせた。オールブラックスが「ハカ」の隊列を組み、リード役が掛け声を上げ始めると、イングランドも動いた。敵陣にゆっくり歩き出すと、センターサークル付近でV字の陣形を形成。中央のオーウェン・ファレル主将は笑みを浮かべるなど、不敵な態度を崩さず。精神的な優位性を示し、開始96秒のノーホイッスルトライにつなげて見せた。