横浜の夜に感銘 大会ボランティアの献身をNZメディア絶賛「ファンもこれを愛してる」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準決勝が終了したが、大会を支えているのが、ボランティアスタッフだ。本場ニュージーランドメディアは26日に行われた準決勝のイングランド戦(横浜)を振り返り、試合後まで徹底された献身ぶりについて「ファンもこれを愛している」と絶賛している。
準決勝を終えた午後10時、会場のコンコースで繰り広げられた光景は…
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準決勝が終了したが、大会を支えているのが、ボランティアスタッフだ。本場ニュージーランドメディアは26日に行われた準決勝のイングランド戦(横浜)を振り返り、試合後まで徹底された献身ぶりについて「ファンもこれを愛している」と絶賛している。
「ラグビーW杯2019:日本のボランティアがホスピタリティでファンを感動させる」と見出しを打って報じたのは、ニュージーランドメディア「ニュースハブ」だった。記事では、準決勝のイングランド戦の様子を伝えながら「横浜のスタジアムのコンコースでの風景は、どこにも見られないものだった」と記した。
「午後10時。騒々しく、聞きなれないメロディーに大きな声。しかし、すべてが酔ったファンのものではない。混沌とした光景でもない。ホスピタリティの音であり、ラグビーW杯のアンセムだった」
このように情景を表現した上で「Arigato gozaimasu! Arigato gozaimasu!(ありがとうございます!)」の声が鳴り響いていたと紹介。「何百ものボランティアがコンコースの端に並び、手を振り、ハイタッチ。笑顔で4万8000人のファンに感謝していた」と試合後に繰り広げられたシーンを取り上げた。
記事では「ファンもこれを愛している」とした上で、ボランティアにハグするファンもいれば、声を大にして「この国が大好きだ」と言うファンもいると紹介。「彼らは余暇を投げうっている。なぜなら“おもてなし”は日本文化で非常に重要なのだ」と献身的な姿勢をレポートした。
「これはファンの期待を超える」と称賛。さらに、実際に参加している日本人、海外のボランティアの声も伝えていた。高い評価を受けている今大会、それを支える存在がなければ、ここまでの盛り上がりはあり得なかった。
(THE ANSWER編集部)