決勝マスコットキッズが決定 釜石の担当試合が中止になった2人、粋な計らいで大役
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の大会パートナーでマスコットキッズ選出を主催するランドローバーは11月2日に行われる決勝(横浜)について、中止となった10月13日のナミビア―カナダ戦(釜石)を担当予定だった2人(東京・目黒区在住、岩手・釜石市在住)に任せることを決定したと28日、発表した。
台風19号の影響で中止に…ナミビア―カナダ戦を担当予定だった2人に朗報
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の大会パートナーでマスコットキッズ選出を主催するランドローバーは11月2日に行われる決勝(横浜)について、中止となった10月13日のナミビア―カナダ戦(釜石)を担当予定だった2人(東京・目黒区在住、岩手・釜石市在住)に任せることを決定したと28日、発表した。
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今大会は台風19号の直撃により、プール戦3試合が大会史上初めて中止に。マスコットキッズを務めることを楽しみにしていた子供たちは残念な思いをしていた。しかし、釜石で行われる予定だったナミビア―カナダ戦で参加を予定していた2人にとって、世界ランク1位のイングランドと同2位の南アフリカが激突する決勝で務めるという粋な計らいとなった。
9月20日に開幕した今大会は、心を揺さぶられるような感動プレーが続出。史上初のベスト8進出を決めた日本代表の快進撃もあり、日本では“にわかファン”も急増している。世界各国からファンが来訪するW杯では、開催国・日本のおもてなしが話題になっているが、もう一つ、大会を盛り上げるのに一役買っているのが「マスコットキッズ」の存在だ。
両チーム入場の際に主将と手をつないでグラウンドに姿を現し、チームとともに整列。マスコットキッズが日本以外の国歌を熱唱したり、各チームの選手と交流を深めたりする姿は、SNS上で大きな話題になることも。4年に一度、日本開催は一生に一度かもしれない貴重な機会に、勝利を目指す猛者たちの側にいられるだけでも、子供たちには忘れられぬ思い出になるだろう。
イングランドが優勝すれば2003年以来2度目、南アフリカが優勝すれば2007年以来3度目となる決勝も、マスコットキッズたちが大いに盛り上げてくれるはずだ。
(THE ANSWER編集部)