日本で達成した快挙に先輩＆後輩の名手、政界出身者も続々祝福「生ける伝説！」

　米男子プロゴルフ（PGA）ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップ（千葉・アコーディア習志野CC）は28日、前日に日没順延で終えられなかった最終ラウンド（R）の残りを開催。暫定首位で出たタイガー・ウッズ（米国）が12番から再開し、通算19アンダーで優勝。1965年までに通算82勝を挙げた故サム・スニード（米国）のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利となった。母国米国からツイッター上で続々と祝福が届いている。

　メジャー通算18勝の「帝王」ジャック・ニクラス氏は「PGAツアー82勝目、本当に嬉しいよ、タイガー・ウッズ。我々が長年にわたって見たかったのは、タイガーが再び健康になること、生活の質の向上だった。しかし、あの手術と努力が、ゴルフの質に結びついた！」と苦難の日々を乗り越え、掴んだ快挙を称えた。

　ツアーで幾度となく戦ってきた母国の後輩も祝福。トニー・フィナウは「生ける伝説！　82勝目おめでとう！」、ブライソン・デシャンボーは「鳥肌だ!!　仲間であり、フェローコンペティター、そして親友へ。偉業をおめでとう！」と感激とともに思いを記した。

　また、政界出身者からも反応が届き、国務長官などを歴任したコンドリーザ・ライス氏は「82勝目おめでとう、タイガー・ウッズ。私の友人であり、史上最高の選手」とツイート。快挙の偉大さを感じさせた。

　米国のみならず、海外メジャー通算6勝を挙げた英国の名手、ニック・ファルド氏はウッズが幼少期に82勝達成者のスニードと撮影したとされる秘蔵写真とともに「これは素晴らしい写真となった！」とつづり、さらに「アメージングなカムバック、おめでとう！」と祝った。

　日本の地でゴルフ界に伝説を刻んだ43歳の偉業は、海外にも轟いている。