V争いの松山、ウッズの歴史的82勝に脱帽「とてつもない数字。普通の人にはわからない」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは28日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で27日に日没順延で終えられなかった最終ラウンド(R)の残りが行われた。暫定首位で出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、12番から再開し、通算19アンダーで優勝。1965年までに通算82勝を挙げた故サム・スニード(米国)のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利となった。
試合後に言及「悔しいけど、これでまた来年も来てくれるんじゃないか」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは28日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で27日に日没順延で終えられなかった最終ラウンド(R)の残りが行われた。暫定首位で出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、12番から再開し、通算19アンダーで優勝。1965年までに通算82勝を挙げた故サム・スニード(米国)のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利となった。
3打差の暫定2位で出た松山英樹(LEXUS)は、13番から再開し、1つ伸ばして16アンダーの2位で17年8月ブリヂストン招待以来の米ツアー6勝目には届かなかった。
松山は日本で目撃したウッズの82勝について「とてつもない数字。普通の人にはわからないですね。悔しいけど、これでまたタイガーは来年も来てくれるんじゃないですかね」と称賛し、来年以降の出場を願った。自身の状態については「状態はよくなかったけど、応援のおかげでショットとブレずにすんだ。そういう応援を普段からされていると思って頑張りたい」と感謝した。
また、この日の6ホールを振り返り「残り6ホールで1個しか伸ばせない時点でチャンスはない。(ウッズは)落とさないなと思っていた。もう少し伸ばして終わりたかったですね。うまくいかず残念です」と肩を落としたが、日本初開催のPGAツアーについては「2日目に大雨のあった中でたくさんのギャラリーが来てくれた。コース整備も素晴らしかったです」と語った。
今月の台風と大雨で被害を受けた開催地・千葉の被災者に対しては「僕ができることはないけど、いいプレーをしてそれで頑張っていただければ」とエールを送っていた。
(THE ANSWER編集部)