ウッズは米ツアー最多タイ通算82勝に王手、日本で歴史的勝利なるか

　米男子プロゴルフ（PGA）ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは27日、千葉・アコーディア習志野CC（7041ヤード、パー70）で第3ラウンドが行われた。首位で出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ（米国）は、6バーディー、2ボギーの66で回り、通算16アンダー。2位の日本人最多ツアー5勝・松山英樹（LEXUS）に3打差をつけ、トップを快走している。4打差3位で出た松山は、65で回り13アンダーで追う。

　この日は、25日の第2ラウンドが雨天順延となった影響で、第3ラウンド終了後に組み合わせを変えずに各組が最終ラウンドをスタートさせている。競技は日没まで行われるが、28日に持ち越されることが濃厚。13年ぶりに日本開催ツアーに出場したウッズと松山が優勝争いを演じている。

　5アンダーの9位で出た小平智（Admiral）は69で回り、6アンダー15位。4アンダー17位で出た石川遼（カシオ）は、イーブンパーで回り、4アンダーで23位としている。

　24日の初日は1万8536人のギャラリーが集まり、日曜のこの日は初日以上の観衆が詰めかけている。日本初開催の米ツアーでウッズが勝てば、1965年までに通算82勝を挙げたサム・スニード（米国）のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利となる。