快進撃の日本、1次リーグの様々なシーンをプレーバック

　ラグビーワールドカップ（W杯）日本大会で開催国の日本は8強敗退したが、史上初の決勝トーナメント進出で国民的な盛り上がりを見せ、熱狂を呼んだ。ここでは今大会の日本にまつわる名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回はPR稲垣啓太に母校から届いた映像メッセージだ。自身のSNSで実際の様子を公開。すると、温かいエールにファンも「なんて可愛くて頼もしい後輩達」「朝から涙腺崩壊」「こんな素敵な事ありますか」と感激。大反響を呼んだ。

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　日本が歴史的な勝利を収めたスコットランド戦前に届いた最高のエールだった。稲垣が公開したのは1本の動画だ。ふかふかの芝生に4列になって納まった34人の高校生たち。「稲垣先輩！　W杯の活躍、いつもテレビで応援しています」と呼びかけた。「稲垣先輩が寄付してくださった芝生もこんなにふかふかになりました」と言うと、次の瞬間だ。

　34人が一斉に芝生の上に寝転び、ゴロゴロと転がり、ふかふか感を堪能。「ああ、気持ちいい」「ふかふかだあ！」と思い思いに声を上げたのだ。しばらくして、素早く元の陣形に戻ると「今月の18、19日から花園予選があるので絶対勝って花園出場を決めます。スコットランド戦では絶対勝ってベスト8達成してください！」と決意とエールを述べた。

　最後は後列の選手たちが「稲垣先輩、がんばれ！」という描かれたボードを掲げ、締めくくった。高校生らしさと先輩に対するリスペクトが伝わる温かいメッセージ。稲垣は「忘れてねぇ地元の声援。ありがとう新潟工業高校」と母校から届いたものと紹介した上で40秒の動画を公開。目の当たりにしたファンも感激している。

「私が代わりに泣いておきます」「あっ涙が」「素敵なパワーですね」「なんて可愛くて頼もしい後輩達」「最強最高の応援」「愛が溢れてる～」「朝から涙腺崩壊」「こんな素敵な事ありますか」「コロコロしてる後輩さんたちが可愛い」などとコメント欄も大反響。母校愛あふれる稲垣は触発されたか、スコットランド戦で代表初トライ。チームを決勝トーナメントに導く活躍を見せた。