10月28日にも早稲田大上井草グランドで開催、廣瀬俊朗氏ら世界のレジェンドも参加

　ラグビーワールドカップ（W杯）日本大会は4強が出揃い、26日と27日には準決勝が行われる。日本代表は20日の準々決勝で惜しくも南アフリカに敗れたが、史上初のベスト8進出を達成する快進撃で、日本にラグビーブームを巻き起こしている。激しいタックルで相手の攻撃を食い止め、華麗なるパス回しとステップで相手ディフェンスをかいくぐる。そんな選手たちの姿を見て、ラグビーに興味を持った子供たちも多いのではないだろうか。

　公益財団法人日本ラグビーフットボール協会では、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」のワールドワイドパートナーであるランドローバー協賛のもと、2019年11月に未就学児、小学生、中学生を対象とした全国一斉ラグビー体験会を実施。2018年から全国のラグビースクールと連携して始めたプログラムで、ラグビーの魅力と精神が引き続き日本中に浸透することを目指している。今年4月、5月には日本代表主将のリーチ・マイケル、田村優が参加し、全国で8000人以上の子供たちがラグビーに触れた。今回はランドローバーと共同でオリジナルのラグビーボールを製作し、全国のラグビースクール400校以上に提供するという。

　それに先駆け、まずは10月28日、東京都杉並区にある早稲田大学ラグビー蹴球部上井草グランドで体験が行われる。対象となるのは、ラグビー未経験の7歳から13歳の子供たち。1部（15時～15時45分）、2部（16時～16時45分）で合わせて60人の参加を募集中。参加費は無料となっている。

　このイベントには、元日本代表主将の廣瀬俊朗氏のほか、元イングランド代表のジョニー・ウィルキンソン氏、ウィル・グリーンウッド氏、ローレンス・ダラーリオ氏、元南アフリカ代表のブライアン・ハバナ氏、元アイルランド代表のブライアン・オドリスコル氏というラグビー界のレジェンドが参加する。

　イベントの詳細は日本ラグビーフットボール協会まで。