稲垣啓太の“男気対応”に感激 危険タックル選手がSNSで返信「君の度量に感謝!」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、東京スタジアムで準々決勝が行われ、日本と南アフリカが4強入りをかけて激突。過去2度の優勝を誇る強豪に対し、日本は健闘及ばず3-26で敗れ、涙をのんだ。男泣きしたPR稲垣啓太は試合後、ツイッターを更新。前半に危険タックルを受けたPRムタワリラ選手との2ショットを更新し、「優勝してくれよな」と粋なエール。すると、ムタワリラからも温かい返信が届いている。
2ショットを掲載した投稿にムタワリラが反応「最高の幸運を!」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、東京スタジアムで準々決勝が行われ、日本と南アフリカが4強入りをかけて激突。過去2度の優勝を誇る強豪に対し、日本は健闘及ばず3-26で敗れ、涙をのんだ。男泣きしたPR稲垣啓太は試合後、ツイッターを更新。前半に危険タックルを受けたPRムタワリラ選手との2ショットを更新し、「優勝してくれよな」と粋なエール。すると、ムタワリラからも温かい返信が届いている。
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最前線でぶつかり合った2人が最高のノーサイドを披露した。激闘を戦い抜いた白と赤のジャージをまとった稲垣。肩を組み、その隣に立っているのは、南アフリカのPRムタワリラだった。同じ背番号1同士。稲垣はいつも通り、無表情で笑顔はない。にっこりと笑みを見せるムタワリラと対照的だったが、がっちりと抱擁し、健闘を称え合うシーンも含め、披露した。
稲垣は前半、ムタワリラに持ち上げられて頭から叩きつけられる危険なタックルを受けた。これにより、相手はシンビン(一時退場)に。しかし、試合が終われば、ノーサイド。稲垣は男気あふれる文面を記している。
「南アフリカの1番ムタワリラ選手。彼をずっと尊敬していたし、それは試合が終わった今でもそう。俺に対して危険なタックルがあったかもしれない。でも故意でないのは分かっている。気にしなくていい、ありがとう」とかばい、最後は「優勝してくれよな」と男気あふれるエールを送った。多くのファンが感動の声を上げているが、これにムタワリラ本人も反応した。
投稿を引用した上で「君の度量に感謝する、友よ! 君たち全員が僕らに凄まじい試合をもたらした。最高の幸運を!」と感激の様子。これに稲垣も「兄弟、幸運を。うまくいくことを祈っている」と英語で返していた。
「ビースト(野獣)」の異名で知られるムタワリラに対し、海外ファンからは「素晴らしいビーストだ。君の謙遜したスピリットは非常に影響力がある」「壮大なリスペクト」「野獣は試合が終われば王子になる」「これこそ私がラグビーを愛する理由」などと称賛の声が続々と上がっており、2人のやりとりに温かい眼差しが向けられていた。
(THE ANSWER編集部)