オールブラックス、アイルランドを22-0と圧倒し後半へ 3連覇へエンジン全開
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は19日、準々決勝を迎え、東京スタジアムでは世界ランク1位ニュージーランドと同4位アイルランドが激突。前半はオールブラックスが22-0とリードして折り返した。
ニュージーランドが大量リード奪い前半折り返し
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は19日、準々決勝を迎え、東京スタジアムでは世界ランク1位ニュージーランドと同4位アイルランドが激突。前半はオールブラックスが22-0とリードして折り返した。
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試合前から会場の盛り上がりはピークに達した。ニュージーランドが選んだ恒例のウォークライは、限られた試合でしか行わない「カパ・オ・パンゴ」だ。今大会2度目となる特別仕様の戦いの舞いを超満員で埋まったスタジアムに披露したが、客席の半分近くを埋めるアイルランドファンも大きな歌声で、これに対抗。。リード役の掛け声をかき消すような音量に会場はざわつき、騒然とした状態になった。
V候補同士の激突。先手を取ったのは3連覇を目指すオールブラックスだ。前半6分、SOリッチー・モウンガがゴール右約40メートルのペナルティーゴール(PG)を決めて3点を先取した。
台風のためプール最終戦が中止となり、中12日と休養十分のオールブラックス。14分にはゴール前での波状攻撃から、最後は一瞬のスキをついて抜け出したSHアーロン・スミスが中央にトライ。コンバージョンも決まって10-0とした。その6分後には右サイドでのスクラムから一気に左に展開。WTBジョージ・ブリッジが駆け上がると、最後はSHスミスが再びトライを奪い、17-0とさらにリードを広げた。
勢いの乗る世界最強軍団。31分にはターンオーバーから一気にスピードに乗り、最後はFBボーデン・バレットがトライ。攻撃の手を緩めない。
日本と同じA組で2位通過のアイルランド。初の4強入りを目指しての準々決勝だが、前半はミスが相次ぎ見せ場を作れなかった。
勝者はオーストラリアに快勝したイングランドと26日の準決勝で激突する。
(THE ANSWER編集部)