失意の夜にスコットランド記者を感動させた 日本人ファンの優しさ「魅力的な瞬間」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はA組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。20日の準々決勝で強豪・南アフリカと東京スタジアムで激突するチームは、勇敢な闘いぶりで海外のラグビーファンの心を鷲掴みにしている中、英公共放送BBCでは「なぜ我々ラグビーの旅行者が日本代表と日本に恋に落ちるのか」と報じ、海外から訪れた旅行客が抱く日本愛のエピソードを明かしている。
スコットランド記者が失意の夜に体験したエピソードを披露
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はA組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。20日の準々決勝で強豪・南アフリカと東京スタジアムで激突するチームは、勇敢な闘いぶりで海外のラグビーファンの心を鷲掴みにしている中、英公共放送BBCでは「なぜ我々ラグビーの旅行者が日本代表と日本に恋に落ちるのか」と報じ、海外から訪れた旅行客が抱く日本愛のエピソードを明かしている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
W杯8強を巡る横浜での死闘で惜しくもホスト国に敗れたスコットランド。BBCスコットランドで担当記者を務めるトム・イングリッシュ氏は自身のコラムで、被トライ数の多さという守備面の課題の出たチームの敗退を悔やむ一方、日本の8強での検討を祈っている。
「南アフリカ戦で何が起ころうと、日本のフィールドでの熱量と、ピッチを離れた人々の個性と賑やかさは忘れることができない。もしも、あなたが南アフリカ人でなく、魂というものを持っているなら、週末は日本側で応援することになるだろう」
ピッチ上の勇猛果敢な闘いぶりとスタンドでの圧倒的なサポートで海外メディアから称賛を受けるブレイブ・ブロッサムズ(日本代表の愛称)。南アの人々以外は誰もが応援することになると予想している。
なぜ、日本に声援を送ることになるのか――。記事では一つのエピソードを紹介している。
「ここで小話を。なぜ、我々、ラグビーファンの旅行者がこのチームとこの国に恋に落ちるのか」と紹介している。試合直後の日曜日深夜1時30分、無線LANを求めてハンバーガーショップに入った記者は仕事上の理由で「ストレスレベルは上昇していた」というが、ある日本人ファンが心を温めてくれたという。