リーチ、肘打ち選手に粋な刀贈呈 相手は感激「笛が鳴れば、そこには尊敬しかない」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の8強入り。4連勝で首位通過を決めた。無念の敗退となったティア1国のFLジェイミー・リッチーがインスタグラムを更新。日本の主将リーチ・マイケルから刀を贈呈された1枚を公開し、感謝とエールをつづっている。
FLリッチーが贈られた日本刀を手にリーチとの2ショットをSNSで公開
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の8強入り。4連勝で首位通過を決めた。無念の敗退となったティア1国のFLジェイミー・リッチーがインスタグラムを更新。日本の主将リーチ・マイケルから刀を贈呈された1枚を公開し、感謝とエールをつづっている。
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日本からスコットランドへ粋なプレゼントが贈られた。試合では激しく戦った両者も試合が終わればノーサイドだ。リッチーはインスタグラムに、リーチとの2ショットを投稿。手には刀を手にしている。2人は肩を寄せ合い、そして表情は実にすがすがしい。
日本刀のプレゼントは相手への敬意という意味を込めて渡す、日本代表の儀式。開幕ロシア戦でも日本側がマン・オブ・ザ・マッチに選出した相手選手に渡していた。
リッチーは日本戦では直接プレーとは関係ないところで肘打ちを繰り出すなどし、SO田村優と一触即発となるシーンもあった。試合で熱くなるのは仕方ないこと。日本側は7番のプレーを敬意に値すると拍手を送った証だ。実際に3度ジャッカルを決められるなど、日本にとっては厄介な相手だった。
リッチーは「昨夜はタフな戦いだった。結果や家路につくことは残念だが、彼らは優れていた。日本代表からこの刀を頂き、嬉しく思う。ピッチ上では死力を尽くす、しかし最後の笛が鳴れば、そこには尊敬しかない。日本はアメージングな開催国であり、南アフリカを相手に健闘祈っている。このワールドカップは素晴らしい体験になった。サポートをありがとう。強くなって戻ってくる」と日本への感謝と、準々決勝へのエールを送った。
日本の文化をプレゼントされたリッチー。失意の中での終戦となったが、一生の思い出になったようだ。
(THE ANSWER編集部)