かつての友が敵に 日本代表FL、サモア幼馴染に“懐かし2S”で感謝「君が誇らしい」
W杯で幼馴染と同じフィールドに、試合後にはそろってお辞儀
先発したファアサレレが後半20分までプレーした一方で、ヘンドリックは同23分にリーチ・マイケルに代わって出場。互いに体を張って勝利を目指した。かつての友は今日の敵。しかし、戦いが終われば友に戻る。ラグビーの精神を胸に宿し、幼馴染とW杯で戦えたことがよほど嬉しかったのだろう。
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ヘンドリックはサモア出身の両親の下、ニュージーランドのオークランドで生まれた。帝京大に進学し、大学選手権で優勝に大きく貢献。2014年に日本国籍を取得し、桜のジャージを着るまでに上り詰めた。
1勝2敗で敗退が決まったサモア。日本は13日のスコットランド戦(横浜)で引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まる。試合後には両チームそろってスタンドにお辞儀で挨拶した。敗者の思いを背負えば、なおさら負けるわけにはいかない。
(THE ANSWER編集部)