日本のファンに感謝「勝ち目のないチームにも最高のサポートをくれる」

　次戦は15年イングランド大会に続き、オールブラックス戦が待ち受ける。在日ナミビア大使館のシマタア・マタリ氏は「彼らを誇りに思います。前回ナミビアが南アフリカと戦った際、100点近く許してしまいました。大差を防ぐことができました。ニュージーランド戦においてもチームは成長を示してくれると確信しています」と語ったという。

　そして、ホスト国日本のサポーターの優しさにも触れている。「（ナミビア首都）ウィントフックのスポーツバーで（前回大会の）試合を観戦しました。凄まじい盛り上がりでした。今大会、日本のファンはアメージングです。彼らは勝ち目のないチームにも最高のサポートを示してくれるのですから」と話したという。

　日本の感動的なプレーとアイルランド戦の大金星のみならず、観衆の熱気とマナーの美しさは各国メディアから称賛を集めている。奮闘するアフリカの“小国”にも拍手を惜しまない優しさも、ナミビアの人々の心を動かしている様子だ。