バドミントン2種目で東京五輪メダル狙う渡辺勇大、初の講演会「成績は確実に出る」
コート外の貢献に関心「トップ選手と触れ合う時間も必要だと思っている」
自身の発案がきっかけで生まれたイベントの終了後、渡辺は「ホッとしている。初めてだったけど、ノリと勢いで乗り切った。地元でバドミントンに携わりたいという地元愛は強い。形にできて、良い日だった。(地元や競技のファンが)トップ選手と触れ合う時間を作ることも日本のバドミントン界には必要だと思っている。競技が盛り上がり、メジャーにする活動をずっとしたいと思っていた。第一歩としてすごく嬉しい」と話し、トップアスリートとしてコート外で競技に貢献することへ強い関心を持っていることを明かした。
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前日に中国、韓国の遠征から帰国したばかりだが、5日からは日本代表の合宿に合流し、欧州へ渡ってデンマークオープン、フランスオープンの連戦に挑む。五輪出場権獲得レースは、来年4月末まで続く長丁場。地元で初の講演を成功させた渡辺は「五輪レースの後半に向けて準備をしたい。(順位やポイントを)意識せざるを得なくなったときに、あたふたしないようにすることが大事。一大会ずつが大事。取りこぼしたくない。一つひとつ、ペアで話し合って高めていきたい」と2種目を戦い続けるタフなレースに戻る決意を示した。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)