元代表WTB同ヒッキーは「アイルランドは試合をさせてもらえなかった」

　ラグビー日本代表は29日、ワールドカップ（W杯）日本大会で世界ランク2位のアイルランドを19-12で撃破する歴史的快挙を遂げた。2015年の南アフリカ戦勝利に続く2大会連続での大金星に対する各方面からの反応を、英国営放送「BBC」公式サイトでは速報で続々と伝えている。

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　まさに世界を揺るがした大勝利だった。ラグビーの母国・イギリスでも国営放送が速報を発信。BBCラジオで伝えられた、日本の勝利を称える声と驚きの声を伝えている。

　元アイルランド代表WTBで51キャップを誇るデニス・ヒッキーは「アイルランドは後半1点もスコアできなかったし、できそうもなかった。日本にプレッシャーをかけるべきチャンスで何もせず、後半は全く自分たちの試合をさせてもらえなかった」と脱帽。さらに、同じく元代表WTBのシェーン・ホーガンは「これはまぐれじゃない」と断言すると、「日本は正真正銘、勝利にふさわしいチームで、アイルランドに勝っていた」と日本を称賛。同時に、優勝を狙う母国に対し「アイルランドにとっては、突如としてこのトーナメントがとても非常にトリッキーなものとなってしまった」と警鐘を鳴らした。