「冗談のような話」 フェデラー、勝率93.9%も謙虚 今季3度目の四大大会制覇なるか
男子テニスの今季グランドスラム最終戦、全米オープン(8月28日開幕)はノバク・ジョコビッチ(セルビア)や錦織圭(日清食品)、スタン・ワウリンカ(スイス)らトップランカーたちに負傷欠場者が相次いでいる。その一方で、今年完全復活を遂げたロジャー・フェデラー(スイス)は今季3度目の四大大会制覇について、「そうなれば冗談のような話だね」と話している。米放送局「CNN SPORTS」が報じた。
「ゴールデン・スタンダード」に匹敵する強さも、優勝の可能性を問われると…
男子テニスの今季グランドスラム最終戦、全米オープン(8月28日開幕)はノバク・ジョコビッチ(セルビア)や錦織圭(日清食品)、スタン・ワウリンカ(スイス)らトップランカーたちに負傷欠場者が相次いでいる。その一方で、今年完全復活を遂げたロジャー・フェデラー(スイス)は今季3度目の四大大会制覇について、「そうなれば冗談のような話だね」と話している。米放送局「CNN SPORTS」が報じた。
36歳のフェデラーは膝の負傷で欠場した2016年の後半戦から一転、今年は四大大会の全豪オープンとウィンブルドンを制するなど、ATPツアーを含めて計5勝をマーク。シーズン勝率は93.9%に上り、その圧倒的な強さは同局から「2004年から07年のゴールデン・スタンダード(全盛期)にも匹敵する」とまで絶賛されている。
記事では、全試合ストレート勝ちで頂点に輝いたウィンブルドンについて、本人も「2週目の競争に参じるにあたっては上手くプレーしたと思っていた」とコメント。理想的な戦いができたことを誇っている。
ただ、同時に今シーズン3度目、通算20度目となるグランドスラム優勝の可能性について問われると、「冗談のような話だね。私がもし1年間に3回のグランドスラム制覇となれば」と話し、このように続けている。