「サムライ、ようこそ」 元日本代表DF内田篤人、U・ベルリン電撃移籍に大反響
ドイツ・ブンデスリーガ、シャルケに所属する元日本代表DF内田篤人が21日、2部のウニオン・ベルリン(U・ベルリン)に電撃移籍した。両クラブが公式サイトとツイッターで交渉成立を報じると、ドイツのサッカーファンが「サムライ、ようこそ」「ベルリンで幸運を!!」と反応し、反響を呼んでいる。
過去2年間はリーグ戦出場ゼロ、シャルケからの移籍を決断
ドイツ・ブンデスリーガ、シャルケに所属する元日本代表DF内田篤人が21日、2部のウニオン・ベルリン(U・ベルリン)に電撃移籍した。両クラブが公式サイトとツイッターで交渉成立を報じると、ドイツのサッカーファンが「サムライ、ようこそ」「ベルリンで幸運を!!」と反応し、反響を呼んでいる。
日本最高峰のサイドバックと言われた男が、新天地を求めた。
内田は2010年にJ1鹿島アントラーズからシャルケに加入。“ウッシー”の愛称で親しまれ、7シーズンに渡って所属してきたが、14年以降は故障が相次いだ。15年6月には膝蓋腱炎で右膝を手術。地道なリハビリに耐え、16年12月のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ最終節のザルツブルク戦で公式戦に復帰したものの、過去2シーズンはリーグ戦出場ゼロに終わった。
そして21日、U・ベルリンへの電撃移籍が決定。シャルケは公式サイトで、「ウチダが我々の所にやって来て、移籍の機会を訪ねた。試合に出場することが彼にとって重要だったからだ」とのクリスティアン・ハイデル・スポーツディレクターのコメントを紹介し、今回の経緯を説明している。内田もU・ベルリンを通じて「もう一度プレーできることにとてもワクワクしている」と談話を発表し、復活への意気込みを語っている。契約は2018年6月末までの1年間で、背番号は2になるという。