日本文化まねるもまさか… “和風解説”英放送局が「オフサイドだ」と批判された理由
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会が20日に開幕し、連日盛り上がりを見せている。五輪、サッカーW杯に次ぐスポーツ界ビッグイベントとして世界の注目を浴びているが、日本文化をまねた英テレビ局がまさかの批判を受けた。英紙「テレグラフ」が「日本の文化を英国のリビングに持ち込もうとした」などと報じている。
英放送局「ITV」が畳の上で試合解説も、大きな間違いが一つ
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会が20日に開幕し、連日盛り上がりを見せている。五輪、サッカーW杯に次ぐスポーツ界ビッグイベントとして世界の注目を浴びているが、日本文化をまねた英テレビ局がまさかの批判を受けた。英紙「テレグラフ」が「日本の文化を英国のリビングに持ち込もうとした」などと報じている。
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海外のテレビ収録としては珍しい光景だった。体格のいい男性たちが立っているのは畳の上。さらに奥には盆栽が置かれ、壁には鮮やかな桜の画が描かれている。日本で開催されているラグビーW杯。和風のスタジオで試合を解説し、日本文化にあやかったのは英放送局「ITV」だった。
元同国代表のレジェンド、ジョニー・ウィルキンソン氏も出演し、日本文化を取り入れようとした斬新な試み。しかし、大きな間違いが一つあった。テレグラフではこう記されている。
「ITVはオフサイドだった。元ライオンズであり、ウェールズ元キャプテンのサム・ウォーバートン、イングランドのジョニー・ウィルキンソン、そしてライオンズとアイルランドの元キャプテンであるブライアン・オドリスコルが靴を履いたまま畳に上がり、国の習慣を破った」