錦織、世界ランク10位にダウン 3年ぶりひと桁順位陥落 ナダルがトップに返り咲き
ATP(男子プロテニス協会)は8月21日、最新のシングルス世界ランキングを発表した。ラファエル・ナダル(スペイン)が3年ぶりにトップに浮上。日本の錦織圭(日清食品)は2014年8月25日付けの11位以来となるふた桁順位の10位に後退した。
21日付最新ランキング発表、1つ下げて10位…14年8月25日以来のふた桁順位に
ATP(男子プロテニス協会)は8月21日、最新のシングルス世界ランキングを発表した。ラファエル・ナダル(スペイン)が3年ぶりにトップに浮上。日本の錦織圭(日清食品)は2014年8月25日付けの11位以来となるふた桁順位の10位に後退した。
ウェスタン&サザン・オープンは、アンディ・マレー(英国)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、マリン・チリッチ(クロアチア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、スタン・ワウリンカ(スイス)、錦織とトップ10のうち7選手が欠場。そんな中、26歳のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がマスターズ初優勝を飾り、幕を閉じた。
ATPは今シーズン最後のグランドスラムとなる全米オープン(8月28日開幕)を前に、最新のランキングを発表。ウェスタン&サザン・オープンでベスト8入りしたナダルが、マレーに代わって3年ぶりに首位に返り咲いた。シティ・オープン、ロジャーズ・カップとツアー連勝を果たすなど、目覚ましい活躍を見せるアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が自己最高位の6位に浮上。ディミトロフが11位からひと桁順位の9位に上がった一方で、右手首の負傷で今季残りの大会を欠場する錦織は、3年ぶりのふた桁順位となる10位に後退となった。
最新の世界ランキングトップ20は以下の通り。
マレーが2位後退、ズベレフが自己最高位の6位浮上
1位 ラファエル・ナダル(スペイン) 7645pts.
2位 アンディ・マレー(英国) 7150pts.
3位 ロジャー・フェデラー(スイス) 7145pts.
4位 スタン・ワウリンカ(スイス) 5690pts.
5位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 5325pts.
6位 アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4470pts.
7位 マリン・チリッチ(クロアチア) 4155pts.
8位 ドミニク・ティエム(オーストリア) 4030pts.
9位 グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 3710pts.
10位 錦織圭(日本) 3195pts.
11位 ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 2870pts.
12位 ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス) 2690pts.
13位 ダビド・ゴフィン(ベルギー) 2525pts.
14位 ジョン・イスナー(米国) 2425pts.
15位 ロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン) 2425pts.
16位 パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン) 2385pts.
17位 ジャック・ソック(米国) 2345pts.
18位 ニック・キリオス(オーストラリア) 2325pts.
19位 トーマシュ・ベルディハ(チェコ) 2310pts.
20位 ルーカス・プイユ(フランス) 2210pts.
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer