大坂なおみ、準々決勝は雨天順延が決定 関西弁で“ツッコミ”「なんでやねん」
テニスの「東レ パンパシフィックオープン(大阪・ITC靱テニスセンター)」は20日、シングルス準々決勝を行っていたが、世界ランク4位で第1シードの大坂なおみ(日清食品)と同36位ユリア・プティンツェワ(カザフスタン)の第3試合は雨天順延となった。
世界36位ユリア・プティンツェワとの準々決勝は雨天順延に
テニスの「東レ パンパシフィックオープン(大阪・ITC靱テニスセンター)」は20日、シングルス準々決勝を行っていたが、世界ランク4位で第1シードの大坂なおみ(日清食品)と同36位ユリア・プティンツェワ(カザフスタン)の第3試合は雨天順延となった。
第1試合の同16位マディソン・キーズ(米国)と同15位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)が第3セットにもつれ込んだところで、雨が強まり午後2時前に一時中断。屋外のハードコートが濡れ始め、選手も控室へと引き揚げた。約40分の中断の末、午後2時35分に試合再開。しかし、3ゲームを終えたところでキーズが途中棄権し、ケルバーが準決勝に進出した。
同83位の土居美咲(ミキハウス)と同42位アナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)の第2試合は、当初午後1時30分開始だったが、同3時にずれ込んだ。さらに第1ゲーム途中の午後3時15分から約3分間中断。再開後にパブリュチェンコワが2ゲームを先取したが、同3時30分頃にまたも競技が止まり、午後7時20分時点でも順延が決まっていない。
しかし、大坂の第3試合は順延が決定。それでも、ファンにはサプライズが待っていた。雨の中、遅くまで会場にいたファンのために大坂が傘をさしてコートに登場したのだ。マイクを向けられた大坂は「今日は雨の中、来てくださってありがとうございます」と英語でコメント。インタビュアーに「何か覚えた大阪弁はありますか」と問われると、たどたどしく「なんでやねん」と雨天順延に“ツッコミ”を入れた。さらに「まいど」「おおきに」と恥ずかしそうに感謝を述べ、傘をさすファンの笑いを誘った。
(THE ANSWER編集部)